
マネーの虎とは?
ビジネスアイデアや夢があるけれどお金のない志願者(一般人)が、
年収1億円を超える虎(成功者)にプレゼンをし、
投資を勝ち取る「投資バラエティ番組」でした。
そして、志願者に対して甘いプランがあると
完全に否定し、怒鳴り、もう立ち直れないほどに
言葉でボコボコにする虎の姿が
見ているこっちまで緊張してしまい見ていてハラハラします。
しかしその分、数百万、数千万のお金がたった30分で動くこともあり、
今までのテレビにはないリアルな企画が人気になり、
視聴率は回を追うごとに上昇。
司会の俳優・吉田栄作さんによる…
「ノーマネーでフィニッシュです」
という決めセリフも誕生しました。
しかし最近のマネーの虎に出演していた社長達は
メディアにほとんど出ることはなく、
悲しい結末を迎えてしまった人もいるようです…。
マネーの虎に出ていた社長達の現在
10年以上前の放送当時、出演している社長達は
全員が経験と実績がある強者経営者でした。
彼らの年商は○○億円などという大成功を収めていた模様。
しかし社長達のその後は、一体どうなっているのでしょうか?
上野健一(元㈱ZKR社長)
一時は年商72億円を上げた不動産開発会社の辣腕経営者。
その後は事業に失敗し、負債額は167億円に上ります。
川原ひろし(元なんでんかんでんフーズ㈱代表取締役)
豚骨ラーメン「なんでんかんでん」を全国にチェーン展開。
当時東京には全く馴染みの無かった豚骨ラーメンを
替え玉というシステムで販売することで全国に広めたのです。
(ちなみにバリ固より固い粉落としという言葉は
川原社長が考案したという説もあります。)
しかし売上げ低迷で店舗数が激減、5億円の借金を抱えました。
安田久(元エイチワイジャパン㈱代表取締役)
エンターテインメントレストランのさきがけとして
風変わりな店を次々と展開。
しかし、2011年プロジェクトの失敗で
3億円余りの負債を抱え自己破産しました。
また同年、株式会社エイチワイジャパンが負債額2億5000万で破産。
現在は外食関係の講演会や飲食店志望者向けの
セミナー等を行っているようです。
小林敬(元㈱小林事務所代表取締役)
飲食フランチャイズを全国展開し、かつての年商は56億円。
しかしその後、長崎オランダ村の跡地を使い、
自らの理想だった「食」のテーマパーク
「キャスビレッジ」をプロデュースしましたが、
半年で20億円の負債を抱え自己破産したそうです。