2012年、モデルのローレン・ワッサーは、右足の膝から下を切断することになりました。
その原因となったのは生理用品のタンポン。
今回はあまり知られていないタンポンに潜む危険性を紹介します。
タンポンで足を切断したモデル!
ロサンゼルスを拠点とする
モデル・女優のローレン・ワッサー。
しかし、2012年に彼女は
トキシックショック症候群(TSS)となりました。
ある日、ローレン・ワッサーは突然の体調不良に見舞われ、
急激に体温が41度にまで上昇し、
すぐに病院へと救急搬送されました。
その時彼女を担当した医師によれば、
病院に運び込まれるのがあと10分遅かったら彼女の命はなかったと言います。
そして、そこで「トキシックショック症候群(TSS)」との診断を受けました。
TSSは黄色ブドウ球菌が作り出す毒素が原因で発症する急性疾患で
ローレンの場合、一命は取り留めたものの
すでに体の複数の場所で血液の供給が低下することなどが原因で生じる
壊死を起こしていたため、右脚の膝から下を切断せざるをえなかったという。
しかしその後、ローレンは回復し、盛んな活動へと乗り出しました。
再びメディアに登場することに!
2015年12月、この人生経験から数か月後、
ローレンは再びメディアに出ました。
足を失って以来初めて運動靴やスニーカーを着用したのです。
ローランのモデル写真の大半は義足ですが、
雑誌でこう述べています。
「giving me the opportunity to share a different side of beauty as well as create change within the fashion industry by going against the norm」
(私の異なる美しさを表現する機会が与えられ、
普通とは違うことでファッション業界に革命を起こす機会を得た)
ローレンがTSSを克服し、その広報に対して意欲的です。
しかし悲しいことに彼女の戦いはいまだに終わっていません。
ローレンは左足を失うことが予想される悲しいニュースを明らかにしました。
「私は毎日痛みを訴えています……
左足に開いた腫瘍、かかと、つま先はありません」
「数カ月以内に私は左足を切断するつもりです。その対処法はありません。
私にできることはこれが他人に起こらないようにすることです」
彼女はこれが他人に起こらないように
ローレン・ダニエルソン法として支持を得ています。