日本の給食文化が、全世界から称賛されています!
日本の給食文化が全世界に衝撃を与えた
日本の給食の時間が、海外で称賛されていることをご存知でしょうか。
日本では当たり前になっている学校の給食文化ですが、
海外の方々から見ると「本当に素晴らしい」と口を揃えていうのです。
例えば、私たち日本人が食事をする時の基本的なマナーがありますよね。
食べるときは「いただきます」。
食べ終わったら「ごちそうさま」。
食事は残さず食べること。
使ったお皿は、自分で片付けること。
両親による躾はもちろん、
知らず知らずのうちに学校生活の「給食の時間」で身につけたものなのかもしれません。
しかし、日本では当たり前のことに思えるかもしれませんが、海外では違うようなんです。
ニューヨーク在住の環境活動家であり、
ドキュメンタリー映像作家の佐竹敦子さんは自身の子どもが通っているニューヨーク学校の給食を見て驚きました。
なぜなら、子供たちは食べ残しを平気でするし、ゴミは捨てない、散らかった床だって片付けません。
そこで、彼女はニューヨークの給食管理部長と幹部に、自身が制作した日本の給食の動画を見せることにしたんです。
日本の給食に、衝撃を受ける外国人たち
まず、動画に現れたのは食事の準備をしている、給食のおばさんたち。
出典:youtube.com
動画を見た幹部たちは、まずここで「手で皮を剥いてる!」とビックリ。
YouTubeページでは「素晴らしい」との声が続出していました。
そして、出来上がった給食を自分たちで運んでいく子どもたち。
出典:youtube.com
授業を終えた子どもたちが、先生にお辞儀をしたり。
そして、ごく一般的な給食風景へ。
これを見た人々は・・・
「うわぁ、先生にお礼を言ってる…!」
「給食のおばさんたちにも」
「子供達が自分で食べ物を運んでる」
延々とオドロキの反応。 極めつけは雑巾がけのシーンです。
出典:youtube.com
「これ、毎日やるの?」
「他の学校もみんなこうしてるの?」
佐竹さんによれば、みんな「信じられない…」といった表情を浮かべていたそうです。
ただ「食べる」だけではなく、生活を学ぶ子どもたち。
牛乳のパックをバラして、水洗い後に乾かすーーなんてリサイクルも、
日本人にとっては当たり前の慣習でしたよね。
日本の文化に感銘を受ける
出典:youtube.com
佐竹敦子さんが制作した日本の給食の映像。
その様子に感銘を受けた給食管理部の人々からは、こんなコメントが。
「ニューヨークの学校でここまでやるには時間がかかるかもしれないけど、
とにかく始めないことには前に進めない。」
そうして佐竹さんは、ボランティアで給食のゴミ削減と分別の指導を始めることに。
それが今、NPOの仕事となり、日本式の給食をニューヨークに広めるべく、
各地の学校を指導して周っているといいます。
そして、
この動画は、6ヶ国語に翻訳され世界中で賞賛を浴びることになりました。
すでに世界30カ国以上で見られているこの動画は、
再生回数は1700万回を突破する大人気コンテンツになりました。
映像を製作した佐竹敦子さんは、
「日本の「食育」は世界に誇れる素晴らしい文化だと、日々痛感しているそうですよ。 毎日当たり前にしていた給食や掃除の習慣の素晴らしさを広めることができて嬉しい。 これからもこういった情報発信とニューヨークでの実践を続けたい。」
と、日本の給食文化について話しているそうです。
ネットの声
・「みんな礼儀正しくて素晴らしい。日本さすが!」
・「子供を日本の学校に入れたい」
・「急に日本に引っ越したくなった」
・「うちの学校の給食はレンジで温めた冷凍食品」
などの声が寄せられていました。
日本の給食や掃除の習慣、礼儀正しさを賞賛する声がホントに多いみたいですね。