生まれてすぐに母親から引き離され、痛めつけられながら芸を教え込まれる子ゾウ。
約150年の歴史を持つサーカス団の実態が恐ろしすぎる…。
子ゾウを虐待で調教するサーカス団
19世紀のアメリカで7人の兄弟が創立し、約150年の歴史を持つ「リングリングサーカス」。
このサーカス団の元団員と動物愛護団体が「象を虐待している」と告発しました。
告発した内容が、まとめられたのが以下の動画です。
※動物が虐待されている場面が含まれています。
2009年に裁判が行われ、訴えた原告の弁護人は実際にゾウを繋いだ鎖を持参して訴えました。
サーカス団は絶滅危ぐ種に指定されているアジアゾウに、手鉤(かぎ)を使って体罰を加えたり、鎖で繋ぐなどの虐待を日常的に行っていたと主張。 さらに、全米公演の際にゾウらに長時間の長距離移動を強いていると、サーカス団とフェルド・エンターテインメントを非難した。 出典:www.afpbb.com
また、リングリングサーカス団のトレーング施設で子ゾウが芸をさせるために調教される写真も公開されました。
子ゾウが芸をさせるために調教される写真
▼こちらが一部の写真です。
※動物が虐待されている場面が含まれています。
出典:izismile.com
出典:izismile.com
出典:izismile.com
出典:izismile.com
子象は生まれてすぐに母親と引き離され、先の尖った手鉤(かぎ)を使って調教されます。
縄で縛られ、手鉤を使って痛めつけながらサーカスに出るための芸を覚え込まされている様子だとわかります。
写真はこのサーカス団に対する抗議サイトが公開しました。
こういった抗議の声が大きくなり、2015年にサーカス団はゾウのショーを中止します。
そして一番人気だったゾウのショーがなくなったことで経営が悪化し、
2017年5月の最終公演をもって約150年続いた「地上最大のショー」の幕を下ろすことを発表しています。
このサーカス団が特別酷いのでしょうか?
他のサーカス団でも同じことが行われているなら、即座に中止して欲しいと思います…。