突然の不幸は誰にでも襲い掛かることはあるのです。
例えば大切な夫が余命宣告を受けるなんて。 貴方にもしこのようなことが起きたらどうしますか?
ごく普通の夫婦
どこにでもいるごく普通の夫婦だった俺たち。
就職して恋愛して結婚し自然に娘が生まれた。
本当に幸せだったしずっとそんな日々が続くと思っていたのです。
ホントに仲が良くって実家が近いので俺の両親に娘を預けて2人でデートによく行ったもんだ。
そんな幸せな日々の中俺は病気になってしまったのです。
そのために検査入院をし、その結果病名が判ったのです。
長い長い病名だった、そんなのどうでもいい。
俺にとっては「余命宣告」を受けたことが1番苦しかった。
歩く事が出来なくなるのか、5年生きられるのか、仕事できるのか、本当に治るのか、たくさんの不安が俺を襲う。
そんな事ばかりが頭の中でぐるぐる回る日々だった。
「余命宣告」これほど惨い仕打ちはない。
嫁も同じ気持ちだったのだろう。
一時帰宅して嫁と録画されたビデオをみた。
嫁の両親は親切なつもりだろうけど、俺の病気の事をやっていた番組をわざわざ録画して送ってきたのだ。
出典:Google画像
「本当に怖い家庭の医学」とか言う番組なのだが、この病気はほとんど助からずに死ぬらしいという内容。
酷いレアケースを普通の症例のように、淡々と語る番組を見ていたら悲しくなった。
そして嫁は鬱になってしまった。
これから俺たちどうなってしまうんだろう。
しかし妻は俺たちを置いて出ていったのだ。
嫁との離婚、そして完治へ
鬱になった嫁は娘を俺の実家に置いて母と妹に頼んで実家に戻って行った。
嫁が実家に戻ってから3か月後に離婚届持って嫁父が1人で来た。
娘は嫁の再婚の邪魔になると遠回しに言われ、娘の親権は俺になった。
こんな女だったのか。
そんなくらいの夫婦だったのか。
出典:Google画像
その後、親が手を尽くして治療法を探してくれ、知り合いから病院を紹介された。
治験薬と新しい治療を試され関西にある原子炉にも行った。
金はかかったが後遺症もなく完治した。
元嫁が出て行って4年も経過したいま、
まさか「余命宣告」まで受けて絶対治らないといわれた俺は病気を克服したのだ。
元嫁の言い分
俺が病気の治療に専念してる間、娘は妹と妹の友達が見てくれていた。
その友達が娘の母になってくれると言うのだ。
俺は再婚した。
娘のためにもこれが1番の幸せだ。
出典:Google画像
実は2ヶ月前実家に元嫁から連絡があったらしい。
元嫁はこう言ったらしい。
「離婚後すぐに再婚したが子宮を摘出し子供が産めなくなって離婚した。」
さらには、
「娘をくれ」
とまで言っていたのだ。
「再婚して娘は新しい母親と暮らしているのでここにはいないです。」
と母は返事をしたようだが、俺が生きている事や結婚していることに驚いたらしい。
「なんで病気が治ったのを知らせないの!」
「私と再婚して私が娘といる権利があるはずよ!」
「完治したのに言わないのは裏切り行為だ!」
元嫁はヒステリックにそういった。
一番辛い時に娘も夫も捨てた女なのだから。何も権利はない。
と母も呆れて言ったそうだ。
そして、俺の居場所も教えなかった。
もう二度と、俺も娘も元嫁に会うことはないだろう。
ネットの声
・「ずいぶん身勝手な女で、頭にきた。」
・「難病を完治され、幸せを手に入れてよかったです。」
・「自分が、自分がって言ってばかりの人は不幸になるよね~。」
・「辛い時こそ、支える会えるのが夫婦ですよね。」
・「最低な女だ。別れてよかったね。」
などの声が寄せられました。
難病を完治させ、再婚もされた男性は、
きっと1番辛い時にいなくなって都合よく男性の病が治ったから再婚してという感覚に、
怒りを通り越してあきれ果てたのでしょうね。
思いやりの心がない人は、幸せには成れないのかもしれませんね。
貴方の大切な人が、困ってたり、辛かったり、そんな時こそ手を差し伸べたいです。
それこそ人としての在り方だと思います。