顔が曲がってしまった1匹の犬。 治療など施したが安楽死されることを宣言された…。
しかし、一人の獣医がその犬を救い出した!
顔が曲がった犬
生後4ヶ月の犬「スクィッシュ」は、アメリカ・オハイオ州カヤホガ郡にある「カヤホガ動物保護センター」に運び込まれました。
スクィッシュは、顔が変形してエサを自分で食べる事も難しい状態でした。
犬に噛まれた事が原因で、感染症を起こしたよう。
スクィッシュに色々な処置を施しましたが、状態は悪化するばかりでした。
「このままではスクィッシュを苦しませるだけ」
と考えて、医師たちは、スクィッシュを安楽死させることに決断したのです。
スクィッシュを救った一人の獣医
しかし、安楽死させるまで、何かできる事は無いかと、最新医療設備がある動物病院でCTスキャンしました。
顔は、誰かが何度も殴ったせいで変形したことが発覚したのです…。
当時、研修生として勤務していた「ダニエル・ボイド医師」は、診察室へスクィッシュを運ぶよう指示されました。
診察室へ向かう途中、苦難にもめげず明るく元気なスクィッシュに一目惚れしたようです。
明日になればスクィッシュは、安楽死の手術が行われる事がわかっているダニエルさんは眠れませんでした。
目覚めたダニエルさんは、
「スクィッシュは安楽死させない。私が飼う。」
と決断しました!
外科手術を施し元気になるスクィッシュ
同僚である「アイリーン・ヘルドマン医師」もスクィッシュが好きで、外科手術を施します。
手術の結果、食事を自分で食べれるようになりました。
元気になったスクィッシュは、自由に駆け回って様々な遊びをします。
一番嬉しいのは、ダニエルさんに撫でられることのようです。
ダニエルさんも愛犬を亡くしてしまった過去がありました。
ダニエルさんと、スクィッシュが出会ったのは運命かもしれません!
これからは、スクィッシュにも幸せに暮らしてほしいと願うばかりです。