流産を繰り返しながらも、待望の2人目を妊娠。
安定期に入ったのでさすがにもう大丈夫だろうと、義実家に報告しに行ったら…。
待望の2人目を妊娠。義実家へ報告しに行くと…
やっと気分的に話できるようになったので、書きます。
私たち夫婦は、8歳年の差カップルで私が上。
私の年齢的なこともあり、結婚してすぐにあかちゃんが欲しくて最初の子を一年目に産んだ。
一年おいて2人目に挑戦するも、初期流産。
その後稽留流産→初期流産→死産と続いて、診断は「不育症」。
「不育症」とは:妊娠はするけれども、流産、死産や新生児死亡などを繰り返して結果的に子供を持てない場合のこと。
長い長い時間と私たちにとっての大金をかけて治療して一昨年にとうとう妊娠した。
とにかく安静に、平穏にとのんびりペースで過ごして8ヶ月目が正月。
さすがにもう大丈夫だろうと…
ここでやっと義実家へ報告を兼ねて正月の挨拶に行った。
義実家は雪国ではないが、毎年そこそこ積もリ、スキー場も側にある程度の田舎。
この10年間、イビリ続けた義母もさすがに喜ぶそぶりを見せていた。
夜遅くなって、
「スリップも心配だから泊まっていきなさい」
と言う良義父の言葉に従う事にした。
そして、お風呂に入っていた時にいきなり真っ暗に。
停電?
びっくりしたが反応が鈍くなっていたのか、しばらく動けずにいたら…
ドアの開く音と同時に、私の体中を衝撃が包んだ。
で、意識があったのはここまで。 次に気がついたのは病院だった。
出典:blogshigechan.up.n.seesaa.net
私は酸素吸入器までついていて、非常に危険な状態だったらしい。
病院とわかった瞬間にお腹をさわると、指先に包帯らしき感触と何もない空虚感があった。
不思議とここにあかちゃんはいないことを悟った。
目が覚めたら病院。一体何が起きたのか…
起きようとしたが、看護士さんに止められて寝かされた。
あかちゃんがどうなったか知りたかったが、聞くと怖い話になりそうでパニックのうちにまた意識を失ったらしい。
次に目が覚めた時には旦那がいた。
そして、私は勇気を出してあかちゃんのことを聞いた。
今度こそとあかちゃんの話を聞いたら、なんと無事に生まれ、現在保育器の中。
この時初めて涙が出た。
あかちゃんを見に行く事は今はできないけど、31週で早産には違いないからしばらくは退院できないと言われた。
体が良くなれば会いにいけるとも。
その後、ちゃんと体を見ると、腕と足にギブスをしていた。
お風呂で転んだのか… あかちゃん無事で良かった… 上の子はどうしてるのかな…
などと、のんびりと考えていたら今度は綺麗な(ホントに美人だった)女性登場。
するとその女性に、
「お風呂で何が起きたか話して下さい」
と言われた。
そう言われても、真っ暗になったあと、何かに突き飛ばされたような気がして…。
その後はもう覚えていない。
でも、突き飛ばしたのは人の手ではなかった気がすると言うと、「はいわかりました」と出て行かれた。
そして数日後・・・
私はようやく、自分の置かれた状況が把握できていた。
右の足先と左大腿部を単純骨折、あと、肋骨もちょっとヒビ入ってたらしい…
一番ひどいのが右腕で、4カ所折れてるとのことで、退院は先になると言われていた。
でも、この頃になるとあかちゃんも見に行ったし、
カンガルーケアで触らせてもらったりして精神的には安定していた。
そしてある日。
義父さんと旦那が入ってきて、いきなり土下座された。
そこで初めてあの夜に何が起きたかを知った。
義実家でおきた衝撃の出来事
停電と思ったのは、義母が外部から風呂場の電気を消したせい。
義母の持っていたバケツの中の大量の氷水だった。
急激に冷やせば、子供は流れるだろうと思ったらしいが、真っ暗だったんで義母が見えてなかったんでしょうね。
怖くなって、側にあった旦那の兄の木製のバットで、何回か私のいるだろう場所を殴っていたところに、
大きな音(多分私が転んだ音)でびっくりした旦那が見に来て、義母を止めた。
そして、私を救急車を呼んで病院へ搬送。 暴力を受けた後を見た医師が旦那を説得、
警察へ通報(私のところに来た美人は警察の方だった) 義母逮捕だったらしい。
適当に殴ったらしく、私はポキポキでしたが後遺症はありません。
PCシゴトだから、これで後遺症が残ったら大変でした。
そして病院へは詫びと、被害届を出さないで欲しいとお願いに来たそうだ。
旦那の姉は結婚間近だったんで、このままじゃ破談になると言われた。
私は、
私(なるほど、コロされかけたのか…)
と思い、さっくりと被害届出した。
おかげで義母は実刑食らうことになり、義母の証言から、
計画に加担したのが旦那の姉とわかり、旦那の姉も執行猶予つきだが有罪に。
もちろん破談、仕事もクビ。 旦那とも協議離婚して、私は今、慰謝料で求職活動中。
義母だけじゃなく、一家全員落ちるとこまで落としたとこが私もDQNかなと思えるとこ。
ちなみに旦那とは、協議離婚というか、一時的な避難のための離婚です。
義母は実刑ですが、義母を心酔してる義母の妹数名が
「おねーちゃんを実刑にした嫁!骨の髄までいびってやる!」
になってるらしく、とりあえず単身で逃げた事にしてます。
連中には他人になったということで黙らせ、ほとぼりが醒めた頃に、私の籍に旦那が入ります。
それまでにさらに何かあれば、復縁の話は無かった事になりますが。
一家全員の末路と、その後
旦那・義父は、旦那の姉が加担してるとは知らなかったそうです。
旦那の兄は当時から今も、海外赴任中で(事件後一度帰国して謝りにきた)
まさか姉と母がそんな真似をするとはまったく予想外だったとか。
私の方の弁護士を手配してくれたのもこの旦那の兄。 旦那は義母を諌めていましたが、
義母も旦那の前ではしおらしく反省して、この数年は絶縁してたから、 旦那は、
「まさかここまでやると思わなかった」
と情けなさに泣いてました。 義母はとにかく、私と旦那を別れさせたかったらしいです。
「不妊なら別れるいい口実なのに、二人目が産まれるとそれもダメになる。 いっそ氷水浴びせて流産させたら、今度こそ別れるかと思ってやった。」
でも、真っ暗な中で倒れたらしい嫁を目の前にしたら、
「今ヤッてしまえば、離婚で息子が慰謝料を払う必要も無いし、逆に高額の保険金を持って息子が帰ってくるだろう」
と…
「バットで殴れば、風呂場で転んだ事にできるし、事故扱いになると思った…」
などを警察でお話しになったそうで。
氷水を考えついたのは旦那の姉で、
この日、主人と義父を風呂場に近づかないように画策したのも旦那の姉ということがバレて、
お縄ちょうだいなわけです。
旦那との復縁についてですが、旦那は小さい頃から、この旦那の姉にとても大事にされていてみたいです。
(だから事件に旦那の姉が加担したわけ) その姉の幸せを壊したくない一心から 旦那は、
「被害届を出さないでくれ」
と頼んできたんです。 事実を知った後、しばらくはカウンセリングに通う程ショックを受けてました。
カウンセラーの先生ともお話しして、まだ子供を産める見込みがあるし、
ほとぼりが醒めた頃にもう一度話し合って復縁する「かも」ということにしています。
この辺ちょっとgdgdで申し訳ないです。
子供たちは今、私と一緒に暮らしてます。
上の子はあかちゃんを見た途端、反抗期もあかちゃん返りも吹っ飛び、でらアマなお兄ちゃんに変身。
今では保育園のお迎えに実力発揮しています。
最近、牛乳プリン手作りにハマっており、チビといっしょに食べてます。
ネットの声
・「これはイビリを超えて本当に殺人未遂事件ですよね。」
・「赤ちゃん無事だった。良かった(´;ω;`)」
・「犯罪者をかばう旦那にも愛想が尽きるでしょう。まぁ子供たちに父親が必要なのもわかるけどねぇ。。」
・「怖い話だった・・・」
・「8ヶ月だったから赤ちゃんも無事だったんだろうね。それよりも早く行ってたらどうなっていたか…」
・「絶縁した相手に情けかけちゃいかんね」
・「壮絶すぎて絶句」
などの声が寄せられていました。 お母さんと赤ちゃんが無事で本当によかったです。
義母たちとは今後2度と縁して欲しくないですね…。
今も、お母さんが子供たちと幸せに暮らしていることを願います。
出典元:life9.5ch.net