ひとりの女子高校生が、登下校中にある運命的な出逢いをしました。
女子高生とワンコとの出逢い
女子高校生が、いつもの登下校中に運命的な出逢いをしました。
毎日通い慣れた道、変わらない風景なのですが、いつもと違う点が一点あったようです。
それは、女子高生が通り過ぎようとすると、門の隙間から必死に顔を覗かせる、一匹の犬との出逢いでした。 出典:@babygirIe
無邪気な表情で見つめ、好意を示す犬なのですが…。
ジリジリと後ずさりをする女子高校生、「エリサ・リー」さんは、 犬が少し苦手だったようです。
今までに出会った犬の事を、ふと思い出してしまったのでした。
近づくと大声で吠えられてしまったり…。
怖がっている様子のエリサさんに、犬は真っ黒な目を光らせながら見つめ続けていました。
全然吠えて来ない犬の様子を見て、今まで抱いていた犬のイメージが変わったそうです。
エリサさんが通るたび、狭い門の下からその犬は顔を出し続けました。
エリサが通るたび、門の下から覗く犬
少し残る恐怖はあったようですが、エリサさんも犬の事が気になっていたのです。 出典:www.recreoviral.com
毎日同じことが繰り返される中、友人に相談したようです。
友人の提案は「犬を触ってみたら!」という事でした。
エリサさんが触るのを戸惑っていると、エリサさんの友人はすぐに門の下へ手を伸ばしたのです。
噛むどころか、犬は友人の指先を、やさしくぺロリと舐めているんです。
その日からエリサさんは、自分のTwitterで犬の事を呟くようになったのでした。
エリサさんは、別れ際…
「バイバイ!」
と犬に言うと、決まって犬は寂しそうな顔をするそうなんです…。 それに気づいてからは、
「またね!」
と、別れの時の挨拶になったようです。
Pup date : he is still here pic.twitter.com/2cHIOXfbU7
— bébé (@babygirIe) 2017年2月23日
エリサさんが犬と出会って数ヵ月が経ちました。
飼い主と楽しそうに歩くゴールデンレトリバーの姿でした。
ほぼ毎日顔を会わせる犬と、まったく同じ鼻の色。
思わずエルサさんは、飼い主さんに声をかけしまいました。
犬の名前は「ラルフ」。
そんなエリサさんとラルフに別れがやってくるのでした。
エリサさんとラルフとの日常を綴ったツイートは、とても話題になっていました。
来年で高校を卒業し、大学の進学を考えていました。
エリサの思い
For all the Ralph fans pic.twitter.com/F77iN125Ly
— bébé (@babygirIe) 2017年2月23日
エリサはぽつりと次の言葉をつぶやきました。
あと1年しかラルフと会えないなんて、寂しい。 でも、ラルフにはちゃんと飼い主さんがいるんだから、大丈夫だよね。
エリサは、ぽつりとそんな言葉をつぶやきます。
私が大学にいっても、どうかラルフに声をかけてくれる新しいお友だちができますように。 とっても寂しがり屋な、あの子だから。
そんなエリサさんの元に、素敵なメッセージが届いたのです。
ラルフの飼い主さんから書かれたものでした!
ラルフのツイート、全部読みました!素敵な投稿ですね! エリサさんが投稿できないなら、エリサさんに代わって、私がラルフのことをお伝えしますよ!
▼実際のメッセージがこちら
Ralph got so famous that his owners found out on their own and they left me a sweet note!!! pic.twitter.com/TRxB3Mkp0d
— bébé (@babygirIe) 2017年2月28日
素敵なやり取りですよね。
些細なキッカケから始まったのですが、素敵な出会いです。