「自分は、大丈夫!」そう思い込み飲酒運転をしてしまうのが、人間の心理です。
しかし、その身勝手な行為で、自分と他人を不幸にするかもしれません・・・
身勝手な運転手のせいで幸せは突如失われる
21歳のデスティニー・マンティアさんは、高校時代に出会った夫・コーレーさんと、息子のパーカー・リーと3人で幸せな日々を送っていました。
二人の出会いは高校対抗のアメフト大会でのこと。
15才と16才だったといいます。出会いから3年後に結婚した2人。
しばらくしてデスティニーさんは、妊娠・出産します。
出典:facebook
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その後の生まれたパーカーくんと3人での生活も幸せ一杯でした。
あの日までは…
それは…2014年9月20日のこと。
デスティニーさんの人生が変わってしまった一日について、SNSで語ることができたのは、その日から1年後のことでした。
デスティニーさんの訴え
出典:facebook
「1年前の今日、他の日となんら変わらない日だった。 コーレー・マンティアが起きて仕事に行った後。 パーカーと私は家で、一日中一緒に遊んでいた。 コーレーが一度仕事から戻って来て、息子と遊びながら3人でボディ・ラッピング(発汗を促すダイエットスーツ、デスティニーとコーレーの副業)のお客さんとのアポまでの時間を潰していた。 うちの家計には必要な収入源だった。 出掛ける準備ができた時、その数分後に、全てが変わってしまうなんて思わなかった。 私たちが一緒に夢見たことはもう叶うことはない。 一緒に小さな家を買うこともできない。 パーカーを初めての散髪に連れて行ってあげることもできない。 学校の初登校にだって。そして私の家族はもうこれ以上大きくならない。 全て無くなった…こんなこと全然求めていなかった。 出典:Destiny Klimaszewski
デスティニーさんから全てを奪い去ったもの…
それは交通事故でした。
後ろから追突され、後部座席にいた1歳の息子は即死。
救急ヘリで運ばれて必死の救命措置が行われたものの24時間後に夫も…。
飲酒運転という身勝手な人間の行動
出典:facebook
車は、夫が運転していた。後部席に座らせてた赤ちゃんは、楽しそうに「ミッキーマウス クラブハウス」のビデオを見ていた。 そして私たちは飲酒運転の乗用車に追突された。この日付と、この時間をわたしは一生忘れない。 「大丈夫だろう」と思った身勝手な人間の行動が、後部座席にいた15か月の息子を即死させた。 事故現場から私たち夫婦はヘリで病院まで運ばれて、その24時間後には、夫が死んだ。 この女性は、私の家族を壊し、救急隊員を精神的に痛めつけた。 その女の人が飲酒運転をしたことで、私は21才で未亡人になり、天使の母親になった。 さまざまなニュースが飛び交った。息子の検視解剖の写真や、それを復元した画像が送られてきた。 21才の女の子が見るべき、想像すべきじゃないものだった。彼女は私の夢を壊した、存在することさえ知らなかった痛みに苦しんだ。 出典:Destiny Klimaszewski
追突したのは飲酒運転をした女性の車でした。
「大丈夫だろう」 と思った身勝手な人間の行動により引き起こされた事故…
飲酒運転を止めて!
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あの日、母親で妻のデスティニーは死んだ。あれ以来、私は自分を見つけなければならなかった。 自分にこんな力があるなんて思ってなかった。 多くの友達の祈りや支えがあったからこそ、その力を見つけることができたと思う。未亡人の集まりにも参加して、この苦しみを抱いているのは私だけじゃないということが分かった。 辛かった。私の家族のいない未来は、酔っぱらった身勝手な彼女を誰かが止めていたら防げたはず。 あなただって誰かの命を救える!友達や家族に飲酒運転は絶対にさせないで。 飲酒検問所の位置を共有しないで。支持者になって、私と一緒に!やめさせよう。犠牲になるのは1人の命だって、大きすぎる。飲酒運転を止めて!」 出典:Destiny Klimaszewski
飲酒運転をしていた女性も事故で死亡してしまい、彼女の遺族も謝罪の連絡をしてくることはないそうです…。
その日、女性は結婚式の受付をしていたらしく、飲酒運転を止められる人が、いたはずだと訴えるデスティニーさん。
彼女の投稿は、共感を呼びシェアされ広がっています。
日本でも同じように、飲酒運転で悲しい事故が起きています。
「運転がうまいから大丈夫」「アルコールに強いから大丈夫」
大丈夫な人なんて、誰1人としていないのです!
この事故は、決して他人事ではありません。