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子供たちが非行に走る本当の原因とは?! 200人の少年少女を更生させた広島のマ ザー・テレサの言葉に感動…
広島のマザー・テレサ
広島県在住の中本忠子さん(81)は、「広島のマザー・テレサ」と呼ばれています。 それは、元保護司として大勢の少年少女に手作りの食事を与え更生させてきたから。 なんと、30年間で200人以上の少年少女を救ってきたそうです。 中本さんは結婚後、3人の子供を授かるものの、若くして旦那さんが他界。 女手一つで子供たちを育ててきた苦労人です。 そんな彼女は、1980年に知人の警察官に勧められて保護司になりました。 そこで… 中本さんが初めて担当する事になった少年との出会いで人生がいっぺん…
ある少年との出会い
中本さんが保護司になって初めて担当したのは、シンナーがやめられないという中学2年生の男子生徒でした。 中本さんは、男子生徒に
「なぜ、シンナーがやめられないの?」
と尋ねます。すると男子生徒は次のように答えました。
「シンナー吸うと腹が減ったのを忘れられるから・・・」
そう、非行の原因は「空腹」だったのです。 ショックを受けた中本さんが詳しく話を聞くと、少年の家は母子家庭でした。 母親はアルコール依存症になり、まともに食事を与えられていないのだそう。
「人は食べないと悪い方向へ向かってしまうんだな・・・」
・・・そう感じた彼女は、少年に毎日手作りの食事をお腹いっぱい与えることに。 すると、少年は自然にシンナーをやめられたのだそうです。 その後、少年は同じような境遇の友達を中本さんの家に連れてくるようになり、多い時では50人もの子供たちが出入りしたのだとか。 そして中本さんに助けられた子供の中には、人材派遣会社を立ち上げ彼女の活動を支援する者まで現れたそうです。
中本さんの「ある考え」
中本さんは、自身の活動の根底に父から教えられた「ある考え」があるのだと語ります。
「人間の優しさというのは見返りを求めちゃだめ。 見返りを求めるのは本当の優しさではない。」
心の中にこんな想いがあるから、30年以上も子供たちに愛情を注いでこれたのですね。 そんな中本さんは昨年、「公益財団法人 社会貢献支援財団」から表彰を受けています。 ※その時のインタビュー動画をご覧ください。
本当に「広島のマザー・テレサ」と呼ぶにふさわしい素敵な方ですね!