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間違って女性車両に乗ってしまった男性に「降りろ」と責めたてるおばさん! しかし、隣にいたOLの発言におばさんタジタジ・・・
間違って女性車両に乗ってしまった男性
ミスを犯さない人間などいません。 しかし世の中には、ちょっとした失敗でさえも受け入れられずに他人のミスを責め立てる人がいるものです。 「女性専用車両」というものをたまにみかけます。 通勤ラッシュ時などの痴漢やトラブルを防ぐ為に、設けられた女性しか乗車できない車両のことです。 ある時、ダッシュで電車に乗り込んだ男性、階段から一番近い車両に乗り込んだのですが・・・ その車両は、女性専用車両だったのです。 女性ばかりの車両に乗り込んでしまったのですが、人の多さから移動もできず、少し気まずそうにしながら次の駅に着くのを待っていました。 しかしそんな彼に黙っていることができない一人のおばさんがいました。
「あんた、わざわざ女性専用車両に乗ったでしょ」 「恥ずかしくないの。降りろ。」
男性に向けて吐かれた大きな声の暴言は、まわりの視線を一気に集めることになりました。
おばさんに責められる男性
「すみません、急いでて間違っちゃって・・・」
男性は気まずそうにそう言いましたが、大きな声で暴言を吐くおばさんは、まだまだ言い足りないのか、大きな声で叫び続けます。
「ホンット、気持ち悪い」 「電車乗れなくなる」
まわりの乗客も、冷ややかな視線を男性に送っているようです。 扉の方を向き、下を向く男性、両手は扉にピタッとつけています。 しかしそれでも、おばさんはまわりに聞こえる声でブツブツと男性を責め立てています。 その時! そのおばさんの横にいた、一人のOL女性が、突然おばさんに話しかけたのです。
間違って女性車両に乗ってしまった男性を責めたてるおばさん!しかし隣にいたOLの発言におばさんタジタジ・・・
「間違っちゃってと言ってますし、もう責めるのやめませんか?」 「彼も今移動できずに降りれずにで、どうしようもないんですから」
と男性をかばうOL女性ですが、よほどおばさんは腹が立ってるのでしょう、OL女性に言い返します。
「女性専用車両よ?犯罪じゃないこういうの」 「気持ち悪くて無理だわ」
するとすかさず、OL女性が一言、
「犯罪行為じゃありませんよ」 「女性専用車両って書いてあっても、法律的には男性も乗車して大丈夫なんです」 「でも協力してくださいって鉄道会社が言って、男性もみんな協力してくれてるだけですよ」
この言葉におばさんは反論できず、OLは、最後の言葉をかけます。
「間違ったって本人も言ってるんですから」 「あなたのせいでかわいそうですよ、この男性が。」
そうして、おばさんとOLのやりとりが終了して、男性は
「すみませんでした。ありがとうございます」
と言って、次の駅で降りていきました。 女性専用車両は、法律上は男性も乗車可能な車両なのです。 しかし、ほとんどの男性は、しっかりと鉄道会社の訴えに従って、女性専用車両を避けて乗車しています。 女性専用車両というルールは「思いやり」がベースとなって成り立っているのです。 そうであれば、このOL女性のように、「思いやり」の気持ちをみんなが持つ事が重要なのではないでしょうか。